芦屋中央病院

芦屋中央病院は、開設から40年目を迎え、施設維持に関してその都度対処は行われてきたが、老朽化が著しく、抜本的な対策が必要となり、平成18年度には大規模改修案を策定するも機能向上は望めず、最適な医療環境を提供することが難しいとの判断から、今回全面建て替えを行うこととなった。
病院基本構想を基に、病院機能の強化を図りながらも、コストを抑えるため、既存病院よりも面積効率を上げる設計を心がけ計画を行う。

外来機能は、芦屋中央病院の特性を打合せによって十分に把握し、各部門のセンター化と連携を意識した配置としている。
1フロア2病棟の低層建物とすることで、近隣住民への配慮を行うとおもに、2病棟でアメニティを共用するなどの、省スペース化を実現した。
一般病室は、個室的多少病室を採用し、各ベッドごとに窓を設ける形状とした。

建築主

地方独立行政法人 芦屋中央病院

用途

病院137床
(一般97床、医療型療養10床、介護型療養30床)

所 在 地

福岡県 芦屋町

竣  工

2017年12月28日

延床面積

11,999㎡

備考

基本設計・実施設計・監理

構造規模

【病院棟】鉄筋コンクリート造 地上5階
【エレベーター棟】鉄骨造 地上2階