日出児玉病院
●利用者にわかりやすい外来部門
・3つの光庭を貫入したホスピタルプロムナードが、利用者動線をわかりやすくし視線も通る。
・光庭の間に分散配置した混雑を緩和する待合ホール
●病室の高いアメニティ
・デイスペースを持つ個室的多床室で構成された長期療養型病床群は、光廊下側に光庭を設け、各病床が通風最高の窓を持つ
・医療機器が配される病室廻りを広めに確保した急性期病床群
●病室らしくない居心地のよいデザイン
・ブナフローリングと白い壁・天井による清潔感のある暖かい空間
・視線が通りやすいようにできるだけ大きく開けられた開口部
・サインゲートから玄関に誘引するプロムナード
●人にやさしい光環境
・壁面・天井面に対する照明により視覚的開放感のある通路部分
・空間的中心性をかもし出す建築化照明を配したホールや光庭
・間接照明を基本に読書灯・処置灯を配した柔らかな光に包まれた病室
・建物全体を温かく感じさせる温白色の蛍光灯を基本
建築主
特定医療法人 瑞木会
用途
病院:56床
所 在 地
大分県
竣 工
2002年8月
延床面積
4,092㎡
備考
実施設計・監理
(財)福岡県建築士事務所協会建築作品最優秀賞
構造規模
鉄筋コンクリート造
地上2階