みどりの杜病院

病院理念
「私たちは、あなたと家族が、今という大切なときを自分らしく生きることに寄り添います。」

みどりの杜病院は、30床からなる、完全独立型の緩和ケア病院です。
暖かなオレンジ色の円形ホールを中心に、病院では珍しい木造の病棟を東西にのびやかに配置しています。病室は全室個室となっており、全ての病室から、みどりの庭園を眺めることができます。
内装には、八女の伝統工芸である手漉き和紙や竹細工を用い、地域に根差した病院となるよう、願を込めました。

自然の空気を建物内に取り込む換気システムや、加湿空調により、療養環境としても快適で安全な環境づくりに努めています。

本施設は、木造大規模建築物の普及を目的とした、福岡県森林整備加速化・林業再生事業による助成を受けております。

病院HP:http://www.yame-midori.jp/
パース制作:松下アーキテクチュアルレンダリング
写真撮影:ヒラオカメラ&スタジオ 久保山氏

建築主

公立八女総合病院企業団

用途

完全独立型緩和ケア病院
(ホスピス)30床

所 在 地

福岡県 八女市

竣  工

2011年3月31日

延床面積

2,418㎡

備考

基本設計・実施設計・監理
設計プロポーザル特定

木材利用推進中央協議会
優良木造施設会長賞(2011年)

日本建築学会九州支部
第5回建築九州賞 奨励作品(2011年)

日本建築士事務所協会連合会
日事連建築賞 一般建築部門
奨励賞(2013年)

構造規模

木造一部鉄筋コンクリート造
地上2階